遊木町 陸上養殖試験事業の視察

視察概要

現状

遊木小学校の空き教室を活用して、ヒラメとトラフグの陸上養殖試験を行っています。
最近では、黒潮の蛇行の影響により熊野灘における漁業の状況が大きく変わっています。
このような状況のなか、漁業者の新たな収入源として陸上養殖事業が期待されています。

空き教室という安定した環境のなかで養殖できることが強みですが、空調管理や水質管理のコストが必要になる点が弱みと考えられます。現在はあくまでも試験的事業ですが、今後に安定的に養殖ができて、事業として成り立つ利益を見込むことができるのか、注目していきたいです。

考察

当事業のご担当者は、地域おこし協力隊として、漁業に興味を持って熊野に来てくださったと聞きました。
このご担当者のように熱意のある方々の活躍が、熊野の産業の維持・発展のためには必要不可欠です。
そのためにはどのような環境整備が必要なのかを、継続して検討していく必要があります。

ところで、フグとヒラメは性格が全然違いました❗
フグは人を怖がることなく近寄ってきてご飯を食べまくりです。しかし、ヒラメは隠れてなかなかご飯も食べないみたいです。😳