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入鹿中学校の視察

視察概要

視察内容 産業教育常任委員会で下記の施設及び事業を視察
●入鹿中学校 ICT教育実施事業&GIGAスクール情報機器整備事業
ホームページ 入鹿中学校 http://www.kumano-city.ed.jp/jsiruka/
視察日 2022/7/6
用語解説 ICTは「Information and Communication Technology(情報通信技術)」の略で、通信技術を活用したコミュニケーションを指します。
GIGAスクール構想は、2019年(令和元年)に開始された、全国の児童・生徒1人に1台のコンピューターと高速ネットワークを整備する文部科学省の取り組みです。
ALT(エーエルティー)は、Assistant Language Teacherの略で、「外国語指導助手」「英語指導補助」のことをいいます。(英語の先生で外国人の人というイメージ)
JTE(ジェーティーイー)は、Japanese Teacher of Englishの略で、「日本人英語指導者」のことをいいます。(日本人で英語がペラペラな先生)
ロイロノート・スクールは、すべての授業で使える「思考力」「プレゼン力」「英語4技能」を育てる授業支援クラウドです。 https://n.loilo.tv/ja/

現状

準備期間が短いにも関わらず、先生が手慣れた様子でクラウドアプリ(ロイロノート)を活用した授業を行っておられました。

英語の授業では、自身のスピーキングをタブレット端末に録音し、ALTの先生の発音と比較するなど、生徒がタブレット端末を活用している様子が伺えました。

また、タブレット派管理番号が付され、大切に資産管理されていました。

月予定表には、【USB確認デー】や【ネットモラル教室】といったセキュリティやITリテラシ-に関する教育も実施されているようです。

児童の机には、防災ヘルメットが備え付けられており、防災面の対策も伺えました。

教室にはエアコンが設置されており、熱中症対策が図られていましたが、教室以外の特別教室(音楽室や理科室など)にはエアコンが設置できていない状況にありました。😵

考察

紙の教科書とデジタル教科書が併存しており、教育のデジタル化の過渡期にあるようでした。
紙の教科書の割合はもっと減少していくのではないでしょうか。

また、今後はよりインターネットの双方向性を活かした授業も期待していきたいです❗

ICTの発展により、世界中どこにいてもリアルタイムかつ低コストでコミュニケーションが取れる状況があります。

この状況を活かした、都市部や海外の学生とのディベート授業など多様な価値観を学べる機会を学校の授業に織り込んでもらえれば、子どもたちの多様な価値観の形成に役立つものと思います。

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